宿直。。。
4月から始まった週1宿直も
もう2ヶ月が経ち だいぶ慣れてきたと思っていたけど そうでもなかった。。。 今月は17日まで週に2回の宿直 いつもの様に 夕食をいただき 厨房の人も管理の人も ヘルパーの人もみんな帰り 私の宿直スタートです PM8:30頃 軽い認知症の入居者Tさんが食堂をうろうろ 私「なしたぁ?」 T「誰もいないね」 私「みんなもうお部屋に戻ったよ」 T「あそう」 私「おやすみなさい」 こうしてお部屋に戻した PM9:30頃 入居者Nさんが来た 私「どうしましたぁ?」 N「同じ階のYさんのTVの音がうるさいの」 私「そんなに大きな音なんですか?」 N「きっとイヤホンが抜けてるんだと思う」 私「とりあえず行ってみましょうか」 4階まで行くと確かに廊下にも響いてる 部屋のドアをノックするも 聞こえないのか応答無し Nさんを部屋に帰し 管理室から内線でYさんにコールする 私「もしもし」 Y「なしたの、びっくりしたわ」 私「今見廻りしてたら Yさんの部屋のテレビの音が あまりにも大きかったから もしかして具合悪くなっちゃてるんじゃないか と思って電話してみたの」 Y「私も今大きすぎると思って切ったの」 私「そっか、具合悪いんじゃなくてよかった」 Y「そう言ってあんた 誰かがうるさいって言って あんたがかけてきたんじゃないの?」 私「違うよ~ 今見回りしてたら大きな音だったから 心配して電話してみただけだよ」 Y「そうかぁ、心配かけてすまないね」 私「大丈夫ならいいのよ」 なんとか無事に収まった かのように思えたのだが。。。 AM0:00 Nさんが来た 私「どうしましたぁ?」 N「またYさんのテレビの音がうるさいの」 私「わかりました、今見てきますね」 N「お願いします」 部屋の鍵を持って4階に行くと やはり廊下までテレビの音が響いてる 4階まで階段で行った私よりも エレベーターで行ったNさんの方が 先に到着していた 一緒にYさんの部屋にNさんも入ろうとしたので 私がきちんと話をするということで それは断って自分の部屋に戻ってもらった 私「Yさん、Yさん」 Y「びっくりしたわ、どうしたの」 私「今寝る前に見回りしてたら こんな時間なのにテレビの音聞こえたから 具合悪くなっちゃてないかなって 覗いてみたの」 Y「今目覚めて時間見ようとテレビつけたんだ 時計が変になっちゃって時間わかんないの」 私「そっかぁ、今はまだ夜中の12時だから もう少し寝よう」 Y「まだそんな時間なの?」 私「そうだよぉ、まだ夜中の12時」 Y「あんたこれから寝るの?」 私「寝るよ~Nさんも寝よう」 Y「何時くらいまで寝てるの?」 私「5時くらいまでかなぁ」 Y「あそう、もうたいして寝れないんじゃない」 私「大丈夫よ、Yさんも休もう」 Y「誰にも言わないでね 私ここにいられなくなっちゃうから」 私「誰にも言わないよぉ 気に病まないでぐっすり眠って」 Y「あんたでよかったよ 他の人だったら 私ここにいられなくなっちゃうとこだった」 私「大丈夫よ」 Y「あんたこれから寝るのかい?」 私「そうだよ、Yさんももう少し寝よう」 Y「何時に起きるのさ?」 私「5時くらいかなぁ」 Y「あそう、私は寝るよ」 私「ぐっすり休んでね おやすみなさい」 同じ会話を10回位繰り返してから Yさんの部屋を出ると 聞き耳たててたのか Nさんが部屋から出てきた 私はNさんに 時計が壊れて時間がわからなくて テレビで時間を確認しようとしてた事を伝えた 話してるうちに またYさんの部屋からテレビの大音量が。。。 時間わからなくて不安ならと Nさんが目覚まし時計を貸してくれた Yさんの部屋に届けた これで時間もわかるし安心で寝れるでしょう と言うことで収まった 宿直室に戻ってしばらくして 認知症のTさんが来て 眠れないから薬をくれと言うのだが 時間が遅すぎて 朝起きれなくなってしまうので 渡すことができず お薬無いと伝え部屋に戻す また何か言うてくるんじゃないかと思ったら 2時過ぎまで眠れなかった やっと寝始めて。。。 4時半。。。 早起きの爺様婆様達が食堂に。。。 なかなか眠れないまま 朝食のお手伝いに厨房へ。。。 朝食少し前にYさんが来て 時計を返してくれた 配膳を終えて 厨房で後片付けを手伝っていたら Nさんが来たので時計を返そうとしたら 私「Yさんから返ってきてるので」 N「あとで取りにくるわ」 私「今渡すよ?」 N「管理の人にも言わなきゃだし」 私「それは私から連絡ノートにも書いたし あとで電話もしておくし」 N「それだけじゃ伝わらないかもだし」 結局、時計を受け取らずに部屋に戻っていった どうしてもYさんの事を管理に言いたいらしい このNさん前にも管理に色々言うて ここは共同生活の場だから 完全快適は無理です ある程度の妥協ができないのなら 他へ行ってもらうことになってしまいます と言われてるのです Yさんは90歳を過ぎてて お子さんもいなく 御主人もずっと前に失くされてから ずーーーーーーーっと 自分の行く先に不安を抱いてるのです ここは介護施設でも老人ホームでもなく あくまでも 高齢者専用集合住宅なので 自分の事ができる自立した人しか 入居できないのです だから何かあると Yさんは必要以上に ここにいられなくなると不安になってしまうのです それがわかってるから 私はNさんとYさんを会わさず あくまでも私との間だけの話のようにしたのです 宿直始めて2ヶ月目にして ようやく 宿直管理らしい仕事をした感じです でも。。。 何が辛いって。。。 眠れないことよりも。。。 折り返し階段を4階まで 何回も往復したことが 1番辛かったぁ(T-T) ウルウル (6 ̄  ̄)ポリポリ
by yu--mei
| 2015-06-11 19:09
|
ブログパーツ
カテゴリ
以前の記事
2020年 02月
2018年 09月 2017年 11月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||