ゆうめいの部屋

じいちゃん危篤。。。

金曜日の午後

ババの病院で薬をもらい

ババの家に届けに行ったら

ジジの車があった

仕事の途中でトイレにでも寄ったのかと

思ってる内にジジの車が動き出した

よく見るとババも乗ってる。。。

なんで?と思い

声をかけると

「爺ちゃんが危ないみたいだから
 あんたも後からついてきなさい」

とババが言うのです

水曜日に爺ちゃん(ババの父)が

心不全で入院してたのですが

木曜日に病院に行った叔母の話では

「食欲もあって
 今回は長く入院しないで済みそうだわ」

と言うていたので

安心してた矢先の出来事でした

何度も入院し

何度も復活し驚異の回復力に

何度も医師を驚かしてきた爺ちゃん

慌ててICUに入っていくと

そこには変わり果てた爺ちゃんがいた

目もうつろで肩で呼吸するかのように

苦しそうにしてる爺ちゃんの姿があった

さすがに今回は。。。

「会わせたい人がいたら
 すぐに連絡とってください」

と言う医師の言葉が余計に緊迫させる。。。

私は慌ててボクちんを迎えに行った

アクセル踏むも何か変。。。

ありゃま。。。

焦りすぎてICUのスリッパのまま。。。

ペタペタスリッパでの運転は

めちゃめちゃしづらいこと判明

学校までの道のりは

動揺してるのか思うように

スピードが出せない。。。

喪服。。。サイズ大丈夫かなぁ。。。

なんて考えながら運転する私は薄情?

時間は部活が始まるかどうかの時間

病院を出る前にメールしておいたのだけど

返事無し

部室の前に車を停めて到着のメールするも

返事無し

どうやら部活が始まってしまってるようだ。。。

呼びに行きたいが。。。

外は雪道。。。

足元はペタペタスリッパ。。。

滑って歩けません

どないしよ。。。

と迷ってる内に

監督が歩いてきた

私「こんにちは」
監「こんにちは」
私「もう練習始まっちゃってるんでしょうか」
監「もう始まってますね」
私「ボクちんのひい爺ちゃんが危篤で
  迎えに来たんですよねぇ」
監「あ、じゃあ今呼んできます」
私「お願いします」

ということで監督にお願いしました

監「ボクちん!ひいおじいちゃんが危篤で
  お母さん迎えに来てるから帰れ」
ボ「え?俺もう帰っていいの?」
監「お前は薄情な奴だな
  バチ当たるぞ!」
ボ「帰ります」

ボクちん車に乗り込むと。。。

ボ「ところで危篤ってどういう意味?」
私「知らんのか!」
ボ「だからどういう意味?」
私「死にそうだってこと
  今こうして向かってても
  間に合わないかもしれないってこと」
ボ「そういう意味だったのか!」

病院に到着しICUに向かうと

孫達も面会できるように

ICUの向かいの部屋に移されていた

今まで見たことのない

ひい爺ちゃんの姿に

ボクちんは固まってしまった

娘や孫や曾孫も集まり

少し呼吸が楽になったかの様に見えた

爺ちゃんと挨拶する。。。

爺ちゃんも涙しながら

やっと出せる声で話す

ボクちん最後に挨拶する

爺ちゃん、ボクちんの手を離さない

バ「疲れるでしょ手離していいんだよ」
ボ「離そうとすると、ぎゅっと力入るから
  ひいじいちゃんが離すまでこのままでいる」

30分位にぎったままだった

栃木の長男がJRで来る為に

到着が翌日の夕方になるとの連絡が。。。

間に合う?いや無理だろう。。。

誰もがそう思っただろう。。。

爺ちゃんだいぶ呼吸が落ち着いてきたみたいで

寝ようとする。。。

昏睡状態になってしまうんじゃないかと

みんなで声をかける

そんな繰り返しを幾度となくしてると

看護師が来た。。。

何を言われるのかドキドキ。。。

「酸素が100%になっちゃいましたね」

爺ちゃん酸素不足で酸素マスクしてたんだけど

酸素不足が解消されつつあるらしい。。。

爺ちゃんは昔から

すごい男尊女卑の人だった

娘より息子が1番

孫も当然のように

初孫の私よりも4つ下の男孫が1番

小さい頃から

爺ちゃんの肩を叩くのは私

こづかいもらうのは従姉弟だった

どこかに連れていってもらえるのも従姉弟だけ

どうにか孫として見てもらいたくて

色々頑張った時期もあったけど

ことごとく容赦なく切り捨てられたので

思春期の頃にはもう諦めていた

私がボクちんを妊娠中

お腹にいるのが男の子だと知ると

初めて私に大きな桃を買ってきてくれた

私の為だけに買ってもらったのは

ランドセルの次がこの桃なのだ

初孫なのに雛人形も無く

ランドセルだけは母が頼み込んで

やっと買ってもらったのであった

話を戻して

爺ちゃんの呼吸も落ち着いたので

孫達は夜中に家に帰ることにした

というのも

みんな病院から家が近いのだ

1番遠い私の家でも車で5分ちょいで行けるのだ

家に帰ったはいいけど

気になって眠れることはなく

土曜日は朝早くから病院に行った

ボクちんには部活を休ませ

いつでも出かけれるように支度させ

家で待機させた

爺ちゃん。。。

前日よりハッキリ話してる。。。

4つ下の従姉弟が来ると

爺ちゃん泣いて喜ぶ

私の時には無い反応。。。

まぁ。。。いいんだけどね。。。

いつものことよね。。。

爺ちゃん興奮しすぎて脈乱れる

従姉弟でさえこれじゃ

夕方栃木から長男が到着したら

どうなってしまうんだろう。。。

夕方、駅に叔父さんを迎えに行った

4年前の祖母が亡くなった時に会った以来だった

爺ちゃん、叔父さんを見るなり号泣

叔父さんも号泣

しばらく2人きりにしてあげた

叔父さんはもう間に合わないと

思いながらの道中だったらしい。。。

涙の対面の後に

ボクちんが顔を見せた

爺ちゃんは、ボクちんの手を両手で握り

「頑張れよ!頑張れよ!」

って言うのです

嬉しかったぁ

私はどんな扱い受けても

ボクちんを曾孫として見てくれてたら

私はそれで十分

身体の弱いババの代わりに

爺ちゃんや亡くなった婆ちゃんの世話をしてきた

従姉弟達の中でも病気等で関わってきたのは私だけ

ボクちんが小さい時もパパにお願いして

病院に泊まり込みもした

あちこちの病院にも連れていったし

食事の世話もした

私の記憶の中には世話してあげた事しかない

どんな扱い受けても

ババの為もあったが

自分が後悔しない為にも

私がしてあげれる事はしてきた

そして今にも命尽きようとしてる今

爺ちゃんは私の名を呼ぶことがない。。。

まぁ。。。ドラマのようなことはないわよね。。。

それでもボクちんの名前は言うてくれたから

それでいい

夜泊まってあげれない代わりに

昼間はババや叔父さん叔母さんを休ませる為に

私が爺ちゃんのお世話をした

看護師さんと話をした

私「安定したと言えるのでしょうか」
看「呼吸は安定してるように見えますが
  尿が出てないので腎臓と心臓が
  くっついた状態は変わらずなので
  安定はしていません」
私「見えない部分は危ない状態のままなんですね」
看「そうですね」
私「こんなに呼吸が落ち着くの想定外でした?」
看「正直想定外です
  あのまま昏睡状態に入り
  脈が少なくなってそのまま。。。
  って思っていたのにびっくりです」
私「今までも医師や看護師を驚かせてきたんです
  でもまだ安定じゃないから
  油断できないんですよね」
看「そうです
  尿が出てないから点滴ができないんです
  点滴で栄養だけでもって思っても
  尿が出てないとむくむだけで
  負担になってしまう」
私「そうですか」
看「だから尿が出てないと
  今最低限にあるエネルギーを
  消耗するのみになってしまうんです」
私「やはり危険な状態なんですね」

本当にわかりやすく

説明してくれる看護師さんでした

夜中に家に帰り

翌日病院に行くと

爺ちゃん。。。

尿も出るようになって

前日よりも元気になってる。。。

とはいえ

まだまだ点滴できるような量ではない

昼間は同じように私がお世話

爺ちゃん私の名前を呼ぶようになった

呼吸は落ち着いてるのに

こわいこわい(苦しい苦しい)と言う

爺「こわいこわい(苦しい苦しい)」
私「大丈夫よ、大丈夫」
爺「こわいこわい(苦しい苦しい)」
私「みんないるからね
  一緒にいるから頑張ろうね」
爺「うん(大きくうなずく)」
爺「こわい(苦しい)」
私「うん」
爺「こわい苦しい)」
私「うん」

うなずきを繰り返し

爺ちゃんは眠り

少ししたらまた

「こわいこわい(苦しい苦しい)」

と言いだし

また同じように繰り返し眠りにつく感じでした

呼吸は安定し酸素マスクも外れ

鼻チューブだけになった

尿も出たし便も出た

タンも出なくなり

胸からきこえていた嫌な音も消えた

回復してるかのように見えるのだが

戦争で亡くなった爺ちゃんの兄を呼んだり

昔住んでた所に今も住んでる様に話したり

記憶が混乱してきてる感じだ。。。

今夜はババと交代して泊まるつもりが

ババがこんな状態では帰れないと言うので

私が帰ってきた

病院に残りたかったが

私が残ると人数オーバーで

仮眠する所もなくなってしまうのだ

爺ちゃんとは色んなしがらみがあったけど

今してあげれることはしてあげたい

4年前に亡くなった婆ちゃんには

してあげられなかった後悔が

沢山あったから。。。

後悔しないためにも

今弱っている爺ちゃんにはしてあげたい

お腹が苦しいと言えばお腹をさすり

胸が苦しいと言えば胸をさすり

手首は腱鞘炎。。。

苦しみを取ってあげたいと思うと

ついつい力が入ってしまうのよね

でもそれで爺ちゃんが楽になって

少しでも眠れるなら

嬉しい痛みだよね

さすりながら。。。

爺ちゃんのおでこを。。。頭をみると。。。

ワックスかけたようにツルツルテカテカ

いやいやそんな事思うのは不謹慎だ。。。

さすりながら。。。

爺ちゃんの顔をみると。。。

白い眉毛が5cm以上ある。。。

眉毛ってこんなに伸びるものなんだぁ

いやいやこの状況で考えることじゃない。。。

さすりながらこんなことを

考えてた私は薄情?(T-T) ウルウル

夜に爺ちゃんを眠らせて帰ってきた

先週は仕事もびっちりだったけど

今週は余裕があるので

明日も朝ひと仕事したら

ババの病院に薬をもらいに行ってから

爺ちゃんの病院に行こう

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by yu--mei | 2015-03-16 01:36 | Comments(3)
Commented by largo at 2015-03-16 13:10 x
爺様 お大事にね!!
お孫さんが、かなりのお年ですので・・・・心配です^^:
Commented by 恩ちゃん at 2015-03-18 07:39 x
ゆうめいさん偉いですね~。
ただのギャンブル姉ちゃんだと思っていましたが見直しちゃいました(爆)
↑失礼にもほどがある?
自分だったらそういう仕打ちされたら、正直長年の恨みで何回もお見舞いなんか行けないかな~(*_*;

でもゆうめいさんは、ほんとうにボクちんが可愛いんですね。
この世がゆうめいさんだけなら、自分の子を虐待する事件なんて起きないんですけどね~。
Commented by yu--mei at 2015-03-18 23:17
ラルゴさん、ありがとう
爺ちゃんは戸籍上は91歳
昔の届け出の関係で本人は93歳と言うてます。

恩ちゃんさん
偉くないです。
4年前に祖母を亡くした時のような後悔をしたくないだけです。
子供の頃の私は祖父を恨むのではなく
従姉弟を恨んでしまいました
この従姉弟がいなければ可愛がってもらえたのにって。。。
だからちびっと従姉弟に嫌がらせをしたこともある
ちっちゃい人間です

ボクちんは。。。
ムカつくことばかりだけど
かわいいです!
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